(ちゃうすだけこふん)前方部の葺石
秦地区の地元住民が発見し、昨年(2014年)古墳であることが判明した茶臼嶽古墳。
2015年4月6日から、規模などを調べるため実施している確認調査の説明会が5月24日、同所で行われました。当日は、市内外から歴史ファン198人が参加。トレンチ(試堀溝)から出土した土器片や葺石(ふきいし)の状況を調査員が説明すると参加者からは質問が相次ぎ、関心の高さをうかがわせていました。
同古墳は調査の結果、全長55.4mと判明。断定は難しいものの、構造は3世紀ごろと推定されます。今後、一帯にある一丁𡉕古墳群と合わせて県指定をめざしていきます。